Nielsenが明らかにした最新のマーケットシェア調査によると、モバイル市場でのAppleとGoogleの差は一向に縮んでいないようだ。
米国時間6月4日に明らかになった、2009年第4四半期と2010年第1四半期を比較した報告によると、Appleの「iPhone OS」のシェアはGoogleの「Android OS」の3倍以上あるという。Nielsenの調査で、iPhone OSのシェアは28%、Androidは9%だ。
Appleのこの数字は、「BlackBerry」を手がけるResearch In Motion(RIM)の35%につぐものだ。第3位はMicrosoftの「Windows Mobile」で19%、その後にGoogle(9%)、Palm(4%)、Linux(3%)、Symbian(2%)と続く。
AppleとGoogleはどちらも2010年第1四半期にシェアを2%伸ばしている。一方、RIMとMicrosoftは同四半期にシェアが2%減少している。
またこの調査では、iPhoneとAndroidのユーザーがそれぞれのブランドに非常に忠実であることがわかった。Nielsenによると、iPhoneユーザーの80%は次もiPhone OSが稼動するデバイスを希望し、Androidユーザーの70%は次もAndroidが稼働するデバイスがほしいと答えている。これがRIMとWindows Mobileの場合、それぞれ47%と34%になっている。
全般的にスマートフォン市場は着実に成長している、とNielsenは述べている。2009年第2四半期には携帯電話市場全体でスマートフォンが占める割合は16%だったが、2010年第1四半期には23%を占めるようになった。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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