COMPUTEXに関連する報道によると、Googleは今週、「Chrome OS」のローンチ時期をこれまでよりも少しだけ明確にしたという。
Googleの製品管理担当バイスプレジデントで、Chrome OSプロジェクトのリーダーを務めるSundar Pichai氏は、台湾で開催中のハードウェア業界最大級の年次イベントCOMPUTEXで報道陣に対し、同OSを稼動するネットブックなどの端末は2010年の「晩秋」にローンチされる予定であると述べた。Googleはこれまで、Chrome OSを、2010年後半、クリスマスシーズンに合わせてローンチする計画であると述べていたため、晩秋という時期は、特に驚くべきものではない。
これにより、おそらくGoogleと同社のハードウェアパートナーは、クリスマスシーズン真っ只中の11月下旬か12月上旬に端末を発売できることになる。タブレット愛用者の急増に伴い、ネットブックの勢いはやや失速しているように見えることを考えると、Googleのアプローチが何らかの促進剤になるかどうかは興味深い点になりそうだ。
Chrome OS搭載端末を間違いなく採用する企業の1社は、Google自身である。同社最高経営責任者(CEO)であるEric Schmidt氏は、同社は製品開発の改善とセキュリティ問題への対処に向けて、これらの端末を積極的に採用する計画であると述べた。Googleがこれを推進する理由の1つは、「Windows」端末から離れるためでもあると言われている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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