Appleは9月7日(米国時間)に、iPhoneの新モデルである「iPhone 7」と「iPhone 7 Plus」を発表した。また、日本ではFeliCaの搭載により、長らく待たれていた「Suica」が使えるモバイル決済「Apple Pay」に10月から対応することも発表された。
Apple Payのウェブサイトでは、アメリカンエキスプレス、マスターカード、JCBカード、auやソフトバンク、ドコモのdカードなど、主要なクレジットカードのブランドや発行会社に対応すると記載されているが、そこで気になるのが最大手のVisaの名前がないことだ。
この点についてVisaの広報に確認したところ、グローバルではNFC(Type A/B)をサポートしておりApple Payを利用できるが、iPhone 7/7 Plusの国内モデルでは、端末の仕様などから「現時点では未対応」だという。ただし、日本でもApple Payへの対応は検討しており、国内の金融機関や発行会社の動向に応じてサポートしたいとしている。
また、顧客にとって安心・安全な決済を実現するためには、EMVcoの基準であるトークンサービスが必要だと考えていると説明。今後、日本においてもトークンサービスが適用されるよう、発行金融機関を支援していくとしている。
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