Microsoftは米国時間6月14日、「Windows Insider Program」に参加してFast(高速)リングを選択しているPCとモバイル機器のユーザーに対して、「Windows 10」の次期大型アップデート(開発コード名:「Redstone」)となる「Anniversary Update」の最新テストビルドをリリースした。
これら2つのビルドは、PC向けのものが「Build 14366」、「Windows 10 Mobile」向けのものが「Build 14364」となっている。なお、いずれのビルドにも新機能はほとんど搭載されていない。
Microsoftは現段階で、Windows 10のAnniversary Updateの一般提供に向け、バグを除去するとともに、各種機能を完全に動作させることに力を注いでいる。同アップデートのリリース予定日は依然として7月29日か、その前後と見込まれている。29日はWindows 10の最初のバージョンがリリースされてからちょうど1年目にあたる。
今回の最新ビルドには、「Microsoft Edge」上で「Microsoft Office」のドキュメントを閲覧、編集、作成できる「Office Online」という拡張機能も含まれている。また、「Windowsストア」におけるパフォーマンスとナビゲーションに対する改善も含まれている。
さらにMicrosoftのブログ記事によると、Edgeや「Cortana」「設定」「スタートメニュー」などに関する改善がPC向けのBuild 14366とWindows Mobile向けのBuild 14364に取り込まれているという。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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