Cygames、「グラブル」ガチャ問題で仕様変更や特定期間使用した課金アイテムを返還

 Cygamesは2月25日、同社が運営するスマートフォン向けソーシャルゲーム「グランブルーファンタジー」について、「安心してゲームを楽しんでもらうための4つの取り組み」と題し、今後の運営方針を公表。そのなかでゲーム内の課金アイテムである「宝晶石」などの配布や返還、ガチャの一定回数利用時の任意のアイテムの付与などの施策を行う。

 グランブルーファンタジーでは2015年の年末から2016年の年始にかけて行われたガチャイベントについて、特定のアイテムの排出率が低く、そのアイテムの獲得を望むユーザーが高額を使っても入手できなかったことから話題となり、一部報道でも取り上げられる事態となっていた。

 発表した取り組みは、まず対象となるガチャイベント開催期間中に利用回数が300回に達した場合、排出されるアイテムのなかから任意のアイテムを獲得できるという、俗に「天井」や「上限設定」と呼ばれる仕様。なお、300回に到達した後の回数はリセットされ、改めてカウントを開始する。

  • 対象となるガチャ

  • 300回に到達すると、任意のアイテムが獲得可能

 そして2015年12月31日19時から2016年1月7日18時59分の間に、「初心者限定ステップアップガチャ」、「レジェンドガチャ」、「レジェンド10連ガチャ」をモバコインまたはグラブルコインで利用した全額分を宝晶石として返還。また同期間中に「レジェンド10連ガチャチケット」を利用いただいた分の同一チケットを配布する。これとは別に、全ユーザーを対象に宝晶石3000個を配布する。

 このほかアイテムと交換可能な「ムーン」というシステムの導入や、ゲームバランス調整の一環として、 キャラクターおよびジョブの能力を調整するとしている。

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