360度の立体視ができるヘッドマウンドディスプレイ(HMD)として、専用デバイスの「Oculus」や、スマートフォンを使う「Gear VR」などに対する注目度が高まっている。HMDを装着して周囲を見回すと顔の動きに連動して表示される映像の方向が変わるので、ゲームにしろライブ映像にしろ深い没入感が体験できる。
こうした仮想現実(VR)への没入感をさらに深める椅子「VRGO」を、クラウドファンディングサービス「Kickstarter」で見つけたので紹介しよう。
VRGOは、起き上がり小法師のような形をした椅子。座って前後左右に傾けたり、回転したりすることで、Bluetoothで接続したPCやMac、VR用HMDを操作できる。一人称視点のFPSゲームなどで使うと、プレーヤ移動をキーボードやジョイスティックに頼る必要がなく、手をほかの操作に集中させられるので、より自然にVRの世界へ入り込める。
倒す方向に応じ、ゲーム内で前進や後退、右折、左折する。回転すると映像の方向も変わる。直感的に使えるので、意識せず操作できるだろう。
VRGOの上部を外すと、HMDやケーブルなどを格納する空間が現れる。小さな工夫だが、関連デバイスをまとめておけるので便利だ。
Kickstarterでの支援受付期間は日本時間12月4日まで。目標金額の2万ポンドに対し、記事執筆時点(日本時間11月5日13時)で約1万4000ポンドの資金を集めている。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
イノベーションの「種」から社会実装へ--
社会課題の解決に挑む各社の挑戦
地味ながら負荷の高い議事録作成作業に衝撃
使って納得「自動議事録作成マシン」の実力
「1→10」の事業化を支援する
イノベーション共創拠点の取り組みとは
すべての業務を革新する
NPUを搭載したレノボAIパソコンの実力