MicrosoftはVerizonとの親密度を増しているようだ。Microsoftが米国時間10月29日に発表したところによると、クリスマス商戦に向けて、米国最大手のキャリアであるVerizonから「Windows Phone 8」搭載スマートフォン3機種の提供される予定だという。
Microsoftの最高経営責任者(CEO)であるSteve Ballmer氏は29日のイベントにおいて、Verizonが「Nokia Lumia 822」の提供を開始する予定であり、感謝祭までにはHTCの「Windows Phone 8X」の出荷も開始される予定だと述べた。また、Verizonは12月にサムスン電子の「ATIV Odyssey」の提供も開始する予定だという。
販売価格は、Windows Phone 8Xの16Gバイトモデルが199ドル、Nokia Lumia 822が99ドルとなる。
一方、AT&Tは「Nokia Lumia 820」と「Nokia Lumia 920」、そしてWindows Phone 8Xを販売する予定にしており、T-Mobileは「Nokia Lumia 810」とWindows Phone 8Xを販売する予定にしている。これらの機種はすべて11月中に提供が開始される。
Microsoftは、同社のモバイル向け最新OSにより、Googleの「Android OS」やAppleの「iOS」との競争力を高められると確信している。なお、Android OSとiOSがモバイル市場で大きなシェアを占める一方、Windows Phoneは大きく水を空けられ、「BlackBerry」と3位を争う状態が続いている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス