現時点での「Windows 8」を試してみたいという人向けに、同OSの開発者プレビュー版が公開され、ダウンロードとインストールが可能になった。
米国時間9月13日から16日まで開催されているMicrosoftのBUILDカンファレンスでデモを実施中の開発者プレビュー版は、現段階のWindows 8を披露するためのプレベータ版だ。厳密には開発者向けのものだが、登録は必要なく、誰でもダウンロードとインストールができる。
開発者プレビュー版は3種類のパッケージが提供されている。さまざま開発者ツールが付属した64ビット版、OSのみの64ビット版、そしてOSのみの32ビット版だ。
3つはどれもISOファイル、つまりCDやDVDの内容を収めたイメージファイルだ。どのパッケージもファイルサイズが数Gバイトあるので、ファイルを1枚のディスクに焼く場合はDVDが必要になる。
また、これはあくまでプレベータ版なので、仕事で使うPCに影響が出ないよう、予備のマシンか仮想環境にインストールするのがよいだろう。
では、この開発者プレビュー版以降の予定はどうなっているのだろう?
MicrosoftのWindows部門でシニアバイスプレジデントを務めるSteven Sinofsky氏は、米国時間9月13日にBUILDカンファレンスで講演し、Windows 8はこの後続いてベータ版に移行し、1バージョンのベータ版を経て1バージョンのリリース候補版に至るという事前の報道を認めた。すべてが順調に行けば、その後に最終的な製造工程向けリリース(RTM)版が来ると予想される。
Sinofsky氏はベータ版とリリース候補版の具体的な公開スケジュールを明らかにしなかった。しかしWinRumorsでは、Microsoftは2012年1月のConsumer Electronics Show(CES)でベータ版を公開するとの見方を示している。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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