電通イーマーケティングワンは、インターロジックスおよびアーキタイプと共同で、Facebook上のソーシャルグラフ(人間関係)を活用した、「ソーシャルCRM(顧客管理)サービス」を開始すると発表した。
すでにCRM施策をしており、顧客データを保持する企業をターゲットにしたもの。標準価格は設定しておらず、コンサルティングの内容によって異なるが、50万円程度からというサービス概要は下記の5点。
従来のCRMは、自社サイトへのアクセス数やリピート率を基に優良顧客かどうかを判断し、優良顧客に対して、重点的にコミュニケーション施策を展開するのが主流だった。
新サービスではFacebookを活用し、Facebook上でのユーザー同士のつながりやアクティビティ(どのような頻度で情報発信をしているかなど)、特定の企業やサービス、商品への接触態度といったFacebookから得られるソーシャルデータを組み合わせ、従来のCRMでは実現できなかった顧客とのコミュニケーション施策へと結びつける。
ソーシャルメディアを活用することで、「ファン層の醸成・拡大」「顧客として取り込み」「ロイヤリティ強化」などの効果が期待できるとしている。
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