サイボウズは4月12日、クラウド型コラボレーションツール「サイボウズLive」のユーザー数が10万人を突破したと発表した。また、同ツールの掲示板機能を強化し、複数のプロジェクトメンバーとの共同作業やディスカッションを効率化する機能を追加した。
サイボウズLiveは、企業間プロジェクトやワーキンググループ、サークルや家族などで使える無料のコラボレーションツール。2010年10月末に一般公開した。
今回の機能強化では、ユーザーがほかのプロジェクトメンバーに質問を投げかけられるアンケートフォームを、掲示板の本文内に埋め込み可能にした。複数の回答候補に対して○×△で投票することができ、会議の日程調整や複数のアイデアに対する意見集約などが効率的に実施できるようになったという。
また、掲示板の本文中に画像やファイルを埋め込んで、簡易なドキュメントページを作成できるようにした。変更ロック機能や、更新履歴の管理機能、変更箇所の差分表示機能も追加され、コメント欄でディスカッションしながら、複数のプロジェクトメンバーと共同でドキュメントを更新するといった共同編集作業が進めやすくなったとしている。
このほか、掲示板のコメント欄にほかのユーザーが新しくコメントを投稿すると自動で通知する機能や、掲示板のトピックをカテゴリで分類できる機能が追加された。
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