日本技芸は4月4日、Googleカレンダーの拡張サービス「rakumoカレンダー 2011」を提供開始した。利用料は1アカウントあたり月額105円。別途Google Apps for Businessのライセンス料が必要になる。
rakumoカレンダー2011は、日本技芸が2010年4月から提供しているrakumoカレンダーの最新バージョンだ。既存のユーザーは自動的に無料でバージョンアップされる。新たにスマートフォン対応を強化し、スマートフォンからもGoogle Appsのカレンダー機能をグループカレンダーとして利用できるようになった。
rakumoカレンダーは、Google Appsに不足しているとされていたグループウェアとしての機能を強化したもの。チームやグループでのスケジュール管理から設備予約までを容易に行えるのが特長で、日本の組織に合った使いやすさを提供するとしている。
今回のバージョンアップにより、PC、iPhone、Androidいずれの端末からも同じ情報にアクセスし、複数ユーザーの予定を簡単に確認したり予定を登録したりできる。機能とデザインも変わらない。スマートフォンからのアクセスはブラウザ経由となっており、HTML5を利用することで対応した。
すでにGoogle Appsを利用していれば、トライアル利用も可能だ。クラウド型のサービスのため、自社内にサーバを設置する必要はない。なお、東日本大震災により被災した企業や団体には、1年間を上限として無償で提供するほか、導入のサポートも行っている。
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