ロックオンは3月23日、オープンソースのECサイト構築システム「EC-CUBE」正式版の最新版となる「EC-CUBE 2.11.0」を発表した。機能追加をともなった大幅なバージョンアップは、2009年5月提供の製品以来約1年10カ月ぶりとなる。オフィシャルサイトから無料でダウンロードできる。
EC-CUBEは国内に多数のユーザーを持つオープンソースEC構築システム。現在推定1万5000以上の店舗で利用されている。今回、独自ドメインで運営するECサイトや、1日数千万円以上の販売を行う大型ECサイトのニーズを受けて、機能の追加、修正を実施している。
新機能としてはスマートフォン用のテンプレートを標準搭載したほか、デジタルコンテンツの販売に対応。複数の配送先を設定できるギフト配送機能も用意した。また表示速度は従来比60倍に改善。管理画面のディレクトリ名を自由に指定できるようにしてセキュリティも高めた。
なおロックオンでは、EC-CUBEで構築されたECサイト上で、ポイントによる寄付ができるモジュールを3月22日より提供している。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス