ブログホストサービスのWordPress.comは米国時間3月3日、大規模な分散型サービス拒否(DDoS)攻撃を受け、「VIP」サービスのブログを含む多くのブログの接続に問題が生じた。WordPressの開発元であるAutomatticの従業員、Sara Rosso氏のブログ記事によると、この攻撃の規模は「1秒あたり数ギガビット、1秒あたり数1000万パケット」に達したという。
WordPressの創立者であるMatt Mullenweg氏は米CNETに対する電子メールで、この攻撃は同社のデータセンターのうち3つに影響を及ぼし、同社の6年間の歴史上、最大の規模だったと述べた。Mullenweg氏はまた、この攻撃は「われわれの英語以外の言語を使用したブログの1つに対する政治的な動機を持ったものかもしれない」が、詳細は確認できていないとしている。
WordPressによれば、問題はすでに解決されたという。Automatticのステータスページには「われわれのシステムは正常に戻った。われわれは監視を続け、必要があれば更新情報をお知らせする」と書かれている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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