カカクコムは1月13日、価格.comのユーザーを対象に実施したウェブアンケート「スマートフォン徹底調査! -購入の決め手は?-」の調査結果を発表した。
調査によると、スマートフォンの所有率は「スマートフォンのみ」が16.3%、「普通の携帯電話とスマートフォン両方」が13.0%で、合わせて29.3%と全体の3割弱となった。2009年9月の調査と比べると、所有率は7.8ポイント増加した。スマートフォンの利用開始時期については、「3カ月未満」が25.7%でもっとも多く、次いで「2年未満」が21.9%、「1年未満」が19.1%、「半年未満」が15.6%だった。全体としては、この1年以内にスマートフォンを使い始めた人が6割以上(60.4%)という結果になった。
キャリア別所有率は、iPhoneを擁するソフトバンクが半数を超える57.4%で最も多かったが、前回の調査結果の61.5%からはマイナス4.1ポイントの微減となった。2番手のドコモは4分の1に近い24.7%(前回14.8%)で、9.9ポイントの増加。スマートフォンでは出遅れた感のあるauも前回調査の0.5%から10.7ポイントの増加となる11.2%と健闘している。所有機種のOSでは、iPhoneが採用する「iOS」が54.1%でトップ、次点には「Android OS」が30.9%と続いた。3位は「Windows Mobile」で8.5%だった。
所有しているスマートフォンを購入する決め手となった理由として最も多かったのは「機能・アプリケーション」(30.0%)で、前回調査と比べて3.2ポイントのアップ。「デザイン」と「価格」もポイントをやや上げており、逆に「操作性」や「メーカー」「通信料金」はややポイントを下げるという結果になった。
調査期間は2010年12月14日〜12月20日。価格.comのサイトで価格.comID登録ユーザーを対象に実施した。回答者数は1万360人で、男女比率は男性90.2%、女性9.8%。
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