Microsoftは米国時間3月4日、「Windows」と「Microsoft Office」に存在する「重要」と評価された8件の脆弱性を修正する2件のセキュリティ情報を9日にリリースする予定であると発表した。
2010年2月には、Windowsに関する「緊急」の脆弱性を含む、26件の脆弱性に対する13件のセキュリティ情報がリリースされたことに比べると、今回のPatch Tuesday(第2火曜日の月例パッチ)は軽いものといえる。
一方、Microsoftは引き続き、1日に公表されたVBScriptの脆弱性に関する状況を調査していると、同社のシニアセキュリティコミュニケーションマネージャーリードを務めるJerry Bryant氏はブログ投稿に記している。
この脆弱性を利用し、「Internet Explorer」を稼働する古いバージョンのWindowsシステムに影響を与える概念検証コードが、インターネットに公開されている。Microsoftは、ウェブサイトで促されてもF1キーを押さないようにするなど、パッチがリリースされるまでの間の回避策をいくつか提案している。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。原文へ
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