米国時間2月25日、「Thunderbird 3.0.2」が公開された。重要度の高いセキュリティ問題の修正と、Thunderbird 2からThunderbird 3へのアップグレードに関する修正が主な変更点。Windows、Mac、Linuxに対応する。
修正されたセキュリティ問題は3つとも重要度「最高」に分類されている。問題の内容はそれぞれ、システムクラッシュにつながるlibtheora動画ライブラリでの整数オーバーフロー、 liboggplayメディアライブラリにおけるメモリ安全性に関する不具合、メモリ破壊によるクラッシュとなっている。
Thunderbird 2からThunderbird 3へのアップグレードに関する修正も施されている。Thunderbird 3は2009年12月にリリースされたが、多くのユーザーがアップグレード時にデータ損失や機能のバグに出くわした。このフィックスはMacユーザーのみを対象としていて、アップグレード中にローカルのごみ箱サブフォルダが削除される問題を修正している。
IMAPの処理方法も改善されたほか、メモリリークの不具合や、メールが誤って未読として表示されてしまう問題も修正されている。
リリースノートはこちら。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。 原文へ
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」