アンラボは、韓国や米国の政府関連ウェブサイトを狙ったDDoS攻撃が発生していることを受け、DDoS攻撃を行う悪性コードの駆除ツールを開発、無償提供を開始した。
韓国と米国を中心に多くのウェブサイトをダウンさせた悪性コードは、「Mydoom」の亜種や、悪性コードをダウンロードさせるダウンローダ「Downloader.374651」など。これらの悪性コードがインストールされたPCは「ゾンビPC」となって、一斉に特定のウェブサイトを攻撃(DDos攻撃)する。
悪性コードのうち、「msiexec1.exe」というファイルは、ハードディスクドライブを損傷させてデータを破壊するなど、個人のPCにも致命的な損傷を与える可能性があることから、日本の個人および企業・団体に悪性コードの駆除ツールの無償提供に至った。
なお、アンラボのセキュリティソフト「AhnLab MySaaS」「同 V3 ウイルスブロック2009 Platinum 20thAnniversary」「同 V3 ウイルスブロック2009 20th Anniversary」「同 V3 VirusBlock Internet Security 7.0 Platinum Enterprise」「AhnLab V3 VirusBlock Internet Security 7.0 Enterprise」などの「V3」シリーズのユーザーは、最新バージョンで悪性コードの検出・駆除が可能という。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
イノベーションの「種」から社会実装へ--
社会課題の解決に挑む各社の挑戦
働くあなたの心身コンディションを見守る
最新スマートウオッチが整える日常へ
すべての業務を革新する
NPUを搭載したレノボAIパソコンの実力