海賊版アニメDVDを販売していた大阪の夫婦、著作権法違反で逮捕

 北海道警生活経済課と札幌方面中央署は5月11日、自らが開設したウェブサイトを通じ、権利者に無断で複製したアニメーションなどのDVDを販売していた大阪府八尾市の自営業男性(40歳)とその妻の自営業女性(39歳)を、著作権法違反の疑いで逮捕した。社団法人コンピュータソフトウェア著作権協会(ACCS)が5月13日に明らかにしたものだ。

 男性らは、2008年9月1日頃から2009年4月7日頃までの間、前後4回に渡り、シンエイ動画が著作権を持つ「映画ドラえもん『のび太と緑の巨人伝』」、サンライズが著作権を持つ「機動戦士ガンダムF91」など、合計5種類のアニメなどを権利者に無断で複製し、DVD計9枚を札幌市の男性など3人に対して合計1万600円で販売していた。

 開設していたサイトは「激安DVD通販 SHOP-DVD」という名称で、「中国内正規品」とうたい、約2500タイトルのDVDなどを、1000円から1万円で販売していた。男性らは生活費を稼ぐためにDVDを販売していたと供述しているという。

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