マイクロソフトは4月2日、新社会人向けのセキュリティ対策コンテンツを公開した。セキュリティに関する基本知識などをステップ1からステップ3に分けて紹介している。
同社では、新社会人が十分なセキュリティ対策知識を持たない場合、マルウェアの社内感染、顧客データや社内データの漏えいなど、企業システムの安全な運用に影響を及ぼす可能性があるとしている。
ステップ1の「コンピューターを安全な状態に!」では、「ファイアウォールを有効にする」「Windowsを常に最新の状態にしておく」「ウイルス対策ソフトウェアをインストールし、作動させる」「スパイウェア対策ソフトウェアをインストールし、作動させる」という、コンピュータを守るための4つの方法を挙げている。
ステップ2では脅威を避けるための知識として、「危険を減らすインターネットでの行動を習慣とする」「個人情報は慎重に管理する」「迷惑行為を削減する技術を使用し、適宜警告を発する」の3つを挙げている。また、フィッシング詐欺やオンライン決済サービスなどの実例も紹介している。
最後のステップ3では「ちょっとだけ楽をする」と題して、インターネットサービスプロバイダーが提供するセキュリティサービスの活用を勧めている。
このほかにも、セキュリティに関する用語や製品の利用方法などを説明している。また、ステップ1とステップ2の内容は、3分間のアニメーションでも紹介している。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」