統合型メッセージセキュリティの開発を手掛ける日本プルーフポイントとネットワーク機器やソフトを販売するネットワールドは3月24日、ディストリビュータ契約を締結したと発表した。ネットワールドは同日より、プルーフポイントの「Proofpoint Secure File Transfer」をはじめとする全てのメールセキュリティ製品を同社サイトで販売する。
Proofpoint Secure File Transferは、20Gバイトまでの添付ファイルを送信できるアウトバウンドセキュリティ製品だ。具体的には、サポートセンターと客先とのログやマルチメディアデータ、設計図などの大容量データを送受信できる。
送信者がメールにファイルを添付すると、添付ファイルがアプライアンス「Secure File Transfer」に自動アップロードされ、受信者にダウンロード用URLを記載したメールが配信される仕組みだ。ファイルはHTTPS通信でタウンロードされるため、安全性が高いという。これにより、FTP(File Transfer Protocol)や第三者のファイル送信サービスを利用せずに、自社システムでやりとりができる。このほかにも、添付ファイルのウィルスチェック機能や、送付先を誤った場合の対策機能なども搭載している。
ネットワールドは、プルーフポイント製品を取り扱うことによりメールセキュリティの領域で仮想化技術の活用促進を目指す。また、スパム/ウィルス対策などのインバウンドセキュリティに加え、情報漏えい対策などのアウトバウンドセキュリティの製品を強化していく方針だという。
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