ソフォスは3月10日、Confickerワームがテキサス州の航空会社サウスウエスト航空を含む複数の正規サイトを攻撃することが予測されるとして、注意喚起した。事実上のDDoS攻撃に繋がる可能性があるとしている。
SophosLabsのエキスパートによると、Confickerワーム(別名:Downadup)が3月13日の金曜日に、サウスウエスト航空が保有する「wnsux.com」というURLにアクセスしようとするという。このURLは同社のプライマリアドレスである「southwest.com」にリダイレクトする。これによりアクセスが集中し、同社の業務に障害が発生する可能性があるとのことだ。
ソフォスは、Confickerが3月に実行する予定のリストに載っている、サウスウエスト航空を含む正規のドメイン名の所有者に連絡を取り、不要なトラフィックの影響を受けないようにする方法を助言したという。なお、Confickerワームをめぐっては、Microsoftが作者の逮捕と有罪判決に繋がる情報に25万ドルの賞金を出すと表明している。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
地味ながら負荷の高い議事録作成作業に衝撃
使って納得「自動議事録作成マシン」の実力