Microsoftは、悪意あるソフトウェアを用いた攻撃によって、Xbox LIVEプレーヤーのインターネット接続が妨害されるという報告を調査していることを明らかにした。
Microsoftは米国時間2月20日に声明で、「1700万人以上に上るわれわれのコミュニティーのメンバーにより安全でセキュアなエクスペリエンスを提供するという不断の取り組みとして、われわれは、Xbox LIVEメンバーに対して個人情報を提供するように誘導しようとする悪意あるウェブサイトに関する報告を調査している」と述べた。
Microsoftはまた声明で、「フィッシングは、インターネットにおける嘆かわしい代表的な脅威である。そして、この問題はXbox LIVEサービスと関連しているわけではない」と述べ、「われわれは、ユーザーに対して信用できるウェブサイトとだけやり取りし、よく知らないサイトでは絶対に個人情報を入力しないよう勧めている」と語っている。
Facetime Communicationsでマルウェア研究担当ディレクターであるChris Boyd氏によると、悪意あるソフトウェアを使用することで攻撃者は、IPアドレスをターゲットにしたサービス拒否(DoS)攻撃によって、ゲームプレーヤのコンソールやゲーム全体を一時的にシャットダウンすることなどが可能になるという。BBC Newsが20日に報じている。
同記事によると、熟練したハッカーらはインターネットにおけるアンダーグラウンドで、Xbox LIVE攻撃サービスを20ドルほどで販売しているという。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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