Appleは米国時間2月12日、「Mac OS X」のセキュリティアップデートをリリースした。任意のコード実行を誘発する可能性のある「Safari RSS」の脆弱性や機密情報が漏えいする恐れのある「Remote Apple Events」の脆弱性など24件以上の脆弱性を修正する。
また、サービス拒否(DoS)を引き起こす恐れのある「AFP Server」の脆弱性や、任意のコード実行を誘発する可能性のある「Apple Pixlet Video」「ClamAV」「CoreText」「Python」「SMB」「X11」の脆弱性も修正される。ローカルユーザーにシステム特権を与えることを可能にする「Printing」のセキュリティホールと、他のローカルユーザーにパスワードが漏えいする恐れのある「DS Tools」のセキュリティホールの修正も含まれている。
「Security Update 2009-001」は、System PreferencesのSoftware Update、または、Appleのウェブサイトから入手できる。
また、Appleは同日、「Safari 3.2.2 for Windows」をリリースした。これは、ローカルセキュリティゾーンにおいて任意のJavaScriptの実行を可能にする脆弱性が修正されている。Appleのダウンロードページから手に入れることができる。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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