西武百貨店は1月8日、独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)の職員がファイル交換ソフトを使って流出させた情報のなかに、西武百貨店の社員情報が含まれていたことを明らかにした。顧客データは含まれていないとしている。
IPAの当該職員が流出させた情報は1月6日の時点で1万6208件と確認されている。なかには当該職員が以前に所属していた企業とその取引先企業の業務関連情報もあった。
このうち西武百貨店に関する情報は、同社が2000年に開発した社員用OA研修システムの開発データおよび6296名分の当社社員データ。社員データには2000年当時の社員の所属、氏名、メールアドレスの一部などが記載されていたという。
IPAの当該職員が当時のシステム開発委託先の担当者であったことから、システム関連データを自宅私物PCに保存していたとみられる。
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