格付投資情報センター、松下電器産業、富士ゼロックスなど18社は4月8日、企業などの情報セキュリティの信頼度を評価して格付けする世界初の情報セキュリティ格付専門会社「アイ・エス・レーティング(中村哲史社長)」を5月2日付けで設立することに合意したと発表した。
情報セキュリティ格付けとは、企業など組織が取り扱う技術情報や営業機密、個人情報などのセキュリティレベルをランク付けするもので、具体的には、マネジメントの成熟度、セキュリティ対策の強度、コンプライアンスへの取り組みなどの観点から定量化し、記号や数値で指標化する。
またアイ・エス・レーティングでは、また情報セキュリティ格付の審査業務のほか、格付に関連する調査や教育、出版などを事業目的とする。
新会社の資本金は2億8000万円。株主と資本比率は格付投資情報センター、松下電器産業、富士ゼロックス、富士通、野村総合研究所がそれぞれ 10.7%、キヤノンマーケティングジャパン、綜合警備保障、テュフ・ラインランド・ジャパン、凸版印刷、日本経済新聞社、北洋銀行、みずほコーポレート銀行、三井住友海上火災保険、三井住友銀行、三井物産、三菱商事、三菱総合研究所、ワコールホールディングスがそれぞれ3.6%。
格付投資情報センター=http://www.r-i.co.jp/jpn/
松下電器産業=http://panasonic.co.jp/
富士ゼロックス=http://www.fujixerox.co.jp/
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