Microsoftは米国時間4月8日、セキュリティスイート「Stirling」のパブリックベータ版をRSA 2008でリリースした。
セキュリティパッケージのStirlingは、Forefrontソフトウェアの次期バージョンで、一元化された管理コンソールを提供し、PCやサーバ、そして、インターネットにアクセスするコンピュータにポリシーを伝えることを可能にする。
管理者はシステムを設定することで、ポリシーが自動的に従われるようにでき、また、悪用されているコンピュータをネットワークから遮断するなどのさらなる処置の前に、管理者の許可が必要になるようにもできる、とMicrosoftのAccess and Security Divisionでゼネラルマネージャーを務めるRyan Hamlin氏は述べる。
同コンソールは見やすく、個々のPCレベルにまでネットワークに対するセキュリティ上の脅威が重要度に応じてグラフィカルに表示される。
新しい機能を備えたベータリフレッシュは、年末までには利用可能となるだろう、とHamlin氏は述べた。
また、Microsoftは、同社「Internet Security & Acceleration(ISA)Server」を「Forefront Threat Management Gateway」とブランド変更することも発表した。同ソフトウェアは、ファイアウォール、そして、ウェブウイルス対策およびリモートアクセス技術を備え、インターネットに接続するコンピュータを保護する。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」