Microsoftが先週公開したExcelの脆弱性パッチにより、計算結果に異常が出る不具合が発生している。
MicrosoftのBill Sisk氏は米国時間3月14日夜、11日に公開した月例パッチについて次のような投稿をしている。
Microsoft Excel 2003においてReal Time Dataのソースを参照する計算をした場合に、間違った計算結果が生じることが判明した。この情報を提供するため、セキュリティ情報MS08-014をアップデートしたことをお知らせする。問題は特定のシナリオにおいてのみ発生するため、あなたは影響を受けないかもしれない。詳細な情報は、セキュリティ情報を参照していただきたい。
Microsoftのセキュリティ情報には以下のような文言が追加された。
この問題により、Real Time Dataソースがユーザー定義の Visual Basic for Applicationsの関数で使用される際に、Microsoft Excelの計算が不正確な結果を返します。Visual Basic for Applicationsの関数にて Real Time Dataソースを使用するアプリケーションがある場合、この更新プログラムを幅広く適用する前に追加のテストを実施することを推奨します。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
地味ながら負荷の高い議事録作成作業に衝撃
使って納得「自動議事録作成マシン」の実力
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス