ワシントン発--Black Hat D.C. 2008(Briefings)が米国時間2月20日、密度の高い2日間の研修セッションを終え開幕した。ワシントンD.CのBlack Hatセキュリティカンファレンスは、ラスベガスで開催される夏のBlack Hat USAに比べ規模はかなり小さいが、その代わりセッションや講演は充実している。
20日は、米国家安全保障省全米サイバーセキュリティ部門のディレクターを務めたJerry Dixon氏の基調講演で始まる。ウェブアプリケーションをテーマとするトラックとワイヤレスをテーマとするトラックあり、これには、MandiantのChuck Willis氏によるクロスサイトスクリプトに関する法的問題や、Adam Laurie氏による実環境におけるRFIDハッキング、Nitesh Dhanjani氏とBilly Rios氏によるフィッシャー対策、Sachin Joglekar氏とSundeep Patwardhan氏によるIPsecトンネル経由のVoIPに対する攻撃、Neal Krawetz氏による画像分析に関する講演が含まれている。
21日には、防御をテーマとするトラックとハードウェア/埋め込み型ハードウェアをテーマとするトラックが予定されている。これには、Christopher Tarnovsky氏によるセキュアデバイスにおけるセキュリティ上の障害やZac Franken氏によるバイオメトリックなどに関する講演がある。
この2日間にわたるイベントを通じて、専門家による講演が多く組まれ、講演者と話をする機会もある。20日午後には追加の講演も予定されている。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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