トレンドマイクロとシンガポールのTT Network Integration ASIA(TTNI)は1月15日、アジア地域の多国籍企業を対象に、セキュリティ監視サービス「TTNIエンドクライアントサービス」を2月1日から提供開始すると発表した。今後1年間の販売目標は5000万円としている。
今回のサービスは、顧客企業の拠点内に導入されたトレンドマイクロのクライアント・サーバ向け総合セキュリティ対策製品(ウイルスバスター コーポレートエディション)を、TTNIデータセンターから遠隔から24時間365日で管理するサービス。トレンドマイクロのパートナー向けトータルコンサルティングサービス「トレンドマイクロ エキスパートサービス」を基盤に構築され、TTNIが販売、運用を行う。
サービス内容は、不正プログラム対策と緊急セキュリティインシデント対応、監視レポートとなっており、インシデント対応ではTTNIデータセンターとトレンドマイクロの「トレンドラボ」が連携し、顧客のネットワークで発生したウイルスのアウトブレイクなどのセキュリティインシデントに対し、迅速に調査し、駆除ツールなどの緊急対応策を提供する。
日系企業のアジア地域への工場進出が活性化する中で、情報システム管理者は地域の拠点で発生するインシデントに対して柔軟で迅速な対応が迫られている一方で、セキュリティポリシーの徹底が困難である現状がある。そこで両社は、クライアントPCのセキュリティ対策をアウトソーシングすることで、管理者のセキュリティに関る負荷を軽減し、安心して本来の業務に集中できるよう、今回のサービスを開始する。
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