開発フレームワークGoogle Web Toolkitにクロスサイトスクリプティング脆弱性

 JPCERT/CCは12月18日、「Google Web Toolkit」(GWT)にクロスサイトスクリプティング(XSS)の脆弱性が確認されたとして関連情報を公開した。この脆弱性は、GWTのバージョン1.4.60とそれ以前が影響を受ける。

 GWTはGoogleが提供する、AjaxアプリケーションをJavaベースの環境で開発するためのオープンソースのフレームワーク。該当するバージョンでは、任意のスクリプトが埋めこめてしまうクロスサイト・スクリプティングの問題が存在する。

 この問題が悪用されると、ユーザーのウェブブラウザ上で、任意のスクリプトを実行される可能性がある。Googleにはこの脆弱性が修正されたバージョン「1.4.61」が公開されている。JPCERT/CCとGoogleでは、最新版にアップデートするよう呼びかけている。

CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)

-PR-企画広告

企画広告一覧

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]