JPCERT/CCは12月12日、掲示板ソフトウェア「Rainboard」にXSS(クロスサイトスクリプティング)の脆弱性が確認されたとして関連情報を公開した。この脆弱性は、Rainboardのバージョン2.02とそれ以前が影響を受ける。
Rainboardは、UDONが提供する掲示板ソフトウェア。該当するバージョンでは、任意のスクリプトが埋めこめてしまうクロスサイト・スクリプティングの問題が存在する。この問題が悪用されると、悪意あるサイトからRainboardへのリンクなど通じて Cookie の内容を盗み見られるなど、任意のJavascriptコードなどを実行される可能性がある。
なお、Rainboardにはこの脆弱性が修正されたバージョン「2.10」が公開されている。JPCERT/CCとUDONでは、最新版のプログラムにアップデートするよう呼びかけている。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」