吉澤亨史
2007/11/20 20:22
マカフィーは11月20日、「タイポスクワッティング」と呼ばれる危険なサイバー行為に焦点を当てた研究報告書「2007年タイポスクワッティングの現状」を発表した。タイポスクワッティングとは、「つづり間違いのドメイン名の不正占有」の意味で、入力ミスしやすいURLアドレスにユーザーをだますサイトを設置する行為。
マカフィーでは、研究範囲を数値化するため最も一般的なドメイン名の2771件を変形した190万の名前を調査。その結果、最も害がないものでも、ネット利用者を予期しないサイトに誘導したり、正規サイトの運営者から利用者を取り戻すための支払いを要求したりして、一般企業に不利益をもたらすものであった。最悪の場合は、オンライン詐欺や「一攫千金」の儲け話などの危険をもたらす。
研究では、最近のタイポスクワッティングの一例として「iPhoneマニア」を挙げている。このアップルの新しい携帯電話が市場に登場したのはわずか数カ月前だが、2007年末までに「iPhone」という言葉を使ったURLは8000件を超えると予想されている。iPhoneという言葉を使ったサイトには、ファンサイトやクチコミサイトだけでなく、ハッカーや詐欺師によって運営されるサイトもある。
主な研究成果として、「人気サイトのURLのスペルミスでは、14回中1回の割合でタイポスクワッターのサイトにアクセスする可能性がある」「特にターゲットになっているのが子供向けサイトで、不法占拠されている上位100サイトのうち60以上が18歳以下の年齢層をターゲットにしており、タイポスクワッターはwebkinz.com、clubpenquin.com、neopets.comなどのドメインをターゲットにしていた」などを挙げている。
また、タイポスクワッターの中には、スペルミスを利用して子供にポルノを見せるものがあった。検証した全タイポスクワッターサイトの2.4%、4万6000件以上にアダルト系のコンテンツが含まれており、中には子供向けサイトの不法占拠もあった。なお、多くのタイポスクワッターサイトは、自動広告サービスを利用して収入を得ており、今回の研究では、ある検索エンジンの広告がタイポスクワッターサイトと思われるサイトの19.3%で表示された。
米国以外で有名サイトの不法占拠の割合が最も高かった国は、イギリス(7.7%)、ポルトガル(6.5%)、スペイン(5.9%)、フランス(5.4%)、イタリア(4.1%)。一方、不法占拠の割合が最も低かった国は、オランダ(1.5%)、イスラエル(1.1%)、デンマーク(1.0%)、ブラジル(0.9%)、フィンランド(0.1%)となっている。
「Chrome」が持つウェブ新興企業への可能性
グーグルが「Chrome」を作った理由--高速ブラウジングがもたらす利益
米国人アーティストが語る中国当局による拘束--チベット支援活動の結末
「検索市場の3強にならないと、ヤバイかな」--百度社長、井上氏
リコー、攻めの大型買収で世界市場へ活路
モバイルSEOに有用なデータの収集方法
中国ケータイは理屈ぬきにオモシロイ!
情報の質とコンテンツ 〜 経験価値経済の時代へ 〜
iPhonista Nightの事後報告
結局Chromeって大して速くない?
UsagiProjectのSNS関西勉強会・イベントお知らせ
みんなに知ってほしい「セキュリティキャンプ」
8/29-9/8のアクセス数分析
iPhoneとメルマガ
ホームページの制作費
グリーンITって何?IT業界が作り出した流行マーケットに一言
フォトレポート:注目の「iPhone 3G」アプリトップ10
フォトレポート:コスプレーヤー、コミックの祭典に集合--Comic-Con 2008
フォトレポート:絵で見る「Internet Explorer 8」ベータ2
若者がモノを買わない理由--インターネット依存、低い上昇志向・・・
フォトレポート:「グッドデザインエキスポ2008」で見つけた気になるモノ
iPhone 3Gの陰で売れたもう1つのもの--iPod touchの販売動向を見る
Google Chromeを支えるブレーンたち、ローンチイベントで集合
「Google Chrome」の機能をチェック--米CNET Newsの視点
新型PSPに搭載された機能を写真でチェック
今週の新製品総チェック:ノート、デスクトップ、UMPCまでPC秋モデルが続々
今週の新製品総チェック:薄さ13.9mmのサイバーショット登場!NEC「LaVie」はデザインモデルがメンバー限定サービスをご利用いただく場合、このページの上部からログイン、またはCNET_ID登録(無料)をしてください。