有限責任中間法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は11月7日、Lotus Dominoにクロスサイトスクリプティングの脆弱性が確認されたとして関連情報を公開した。この脆弱性は、Lotus DominoのAIX版、Linux版、Solaris版、Windows版、z/OS版に存在するもので、7.0.x、6.5.x、6.0.xのバージョンが影響を受ける。
Lotus Dominoは、日本IBMが提供するグループウェア「Lotus Notes」のサーバ用ソフトウェア。該当するバージョンには、ウェブページを出力する際の処理が不適切なため、任意のスクリプトが埋め込めてしまうクロスサイト・スクリプティングの問題がある。
この問題が悪用されると、Dominoにログイン中の利用者のブラウザ上で、その利用者の意図しないスクリプトが実行されてしまう可能性がある。なお、バージョン6.5.6 Fix Pack 2(FP2)、7.0.2 Fix Pack 2(FP2)、7.0.3、8.0では問題が解消されており、JPCERT/CCと日本IBMでは、最新版のプログラムにアップデートするよう呼びかけている。
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