SecurityCoverageが提供するサービス「PCLive.com」が、デスクトップ用セキュリティツールのスイート製品「PCLive Security」を提供し、セキュリティ大手のSymantecやMcAfeeに対抗しようとしている。この製品は無料で提供される。このPCLive Securityの基本パッケージに含まれているのは、ファイアウォール、オープンソースのウイルス対策ソフト「ClamAV」、スパイウェア対策機能、ポップアップ広告遮断ソフトの4つだ。さらに、PCLiveは古い一時ファイルの削除や、まだPCに適用されていない最新のMicrosoft Windowsアップデートのチェックを行う。また、PCLiveは毎月一度、ユーザーのコンピュータに対して行った変更事項を記載したメールを各ユーザーに送付する。
SecurityCoverageは、無料のPCLiveサービスのユーザーに対し、24時間体制で即時対応可能なテクニカルサポートサービスをセッションごとに49.95ドルの定額料金で提供する。この料金は、SymantecやMcAfeeが提供する同等サービスの価格を下回っている。また、PCLiveにはフォーラムへのリンクが組み込まれており、ユーザーらはそのフォーラム上で同製品に関する質問や回答を投稿できる仕組みになっている。また、限定的ではあるが、オンライン上でFAQの閲覧も可能だ。
月額4.95ドルのPCLive Premium Securityには、基本パッケージに含まれる全機能に加え、ウェブコンテンツのフィルタリング機能、ペアレンタルコントロール機能、ディスクメンテナンス、24時間体制のライブテクニカルサポートが含まれている。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したも のです。海外CNET Networksの記事へ
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」