シマンテックは9月28日、VMware環境における生産性を強化し、データセンターにおける仮想マシンの管理を簡素化する「Veritas Cluster Server for VMware ESX」ソリューションと「Veritas Application Director」ソリューションの機能強化を発表した。
Cluster Server for VMwareは、アプリケーション、ゲストOS、仮想マシン、仮想リソース、物理サーバ、下層のストレージの状態を監視することで、仮想マシン内のアプリケーションの保護を強化する製品。これらのいずれかに障害が発生した際には、アプリケーションと仮想マシンが自動的に他の物理サーバにフェイルオーバーし、処理が引き継がれる。
今回の機能強化により、Cluster Server for VMwareはMicrosoft Exchangeなどの基幹系の業務アプリケーションの環境に対するサポートを拡充したほか、データの複製に対するサポートを拡充して、ディザスタリカバリ(災害復旧 )の能力を強化している。
Application Directorは、ヘテロジニアス(異種混在)な環境全体を対象に、いつどこでアプリケーションと仮想マシンを稼働させるかを制御し、サーバリソースの利用を最適化する製品。機能強化により、リソースの利用を追跡し、仮想マシンの起動、停止、サイズ変更を行い、利用水準を改善できるほか、総合的な管理も容易に実現することが可能となった。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス