MIT、Kerberos認証プラットフォーム構築でコンソーシアム

文:Dawn Kawamoto(CNET News.com) 翻訳校正:編集部 2007年09月28日 10時03分

 マサチューセッツ工科大学(MIT)の試みが成功すると、大企業と同じようにシングルサインオン認証と承認システムを消費者も利用できる可能性がある。

 MITは米国時間9月27日、「Kerberos Consortium」の立ち上げを発表した。同コンソーシアムは、Google、Sun Microsystems、Apple、スタンフォード大学、ミシガン大学の支援を受け、Kerberos認証プロトコルを使うことで、コンピュータネットワークを保護する共通的な認証プラットフォームの構築を目指す。

 Kerberosプロトコルは、MITのProject Athenaのために開発され、20年以上存在しているが、主に大企業ネットワーク向けとなっており、一般の消費者向けではない。

 しかし、フィッシングなどセキュリティ上の脅威が増加したことで、シングルサインオン認証と承認システムがID盗難に対抗する手段と見なされている。

この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。 海外CNET Networksの記事へ

CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)

-PR-企画広告

企画広告一覧

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]