もしMacもしくはiPhoneのユーザーなら、Appleが米国時間7月31日に一斉リリースしたセキュリティアップデートのいずれかをダウンロードする必要があるだろう。
Mac OS X Pantherの10.3.9、PowerPC版のMac OS X Tigerの10.4.10、ユニバーサルバイナリ版のMac OS 10.4.10、そして各バージョンのサーバ版向けに計6個のダウンロードが用意され、数十に上る脆弱性とバグへの対処がなされた。各ダウンロードには、欠陥を修正する複数パッチが含まれており、Appleは、対応OSの全ユーザーに対してアップデートのダウンロードを推奨している。
今回対処された脆弱性の一部は、任意のコードの実行、アプリケーションの異常終了、もしくはその両方を発生させる。対応アップデートのダウンロードは、「Apple Downloads」サポートサイトか、Mac OS XのAppleメニュー内の「Software Update」機能を経由して入手できる。
またAppleは、31日のリリースの一環で、初のiPhone向けソフトウェアアップデートを実施した。Mac OS Xのアップデートとは異なり、iPhoneのアップデートは、同デバイスとPCを次に同期させる時にiTunes経由で適用される。Safari、Webcore、Webkitの幾つかの脆弱性が修正され、6月にMac OS版のSafari向けにリリースされたものと同じ修正が、iPhone版のSafari向けにもリリースされたようだ。
さらにAppleは、現在もベータ版だが、Safari 3.0の最新バージョンをリリースした。最新バージョンのSafari 3.0.3では、Windows版およびMac OS版の両方で、複数のセキュリティ上の脆弱性が修正された。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。 海外CNET Networksの記事へ
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