独立行政法人 情報処理推進機構 セキュリティセンター(IPA/ISEC)と有限責任中間法人JPCERTコーディネーションセンター(JPCERT/CC)は7月19日、2007年第2四半期(4月〜6月)の「ソフトウエア等の脆弱性関連情報に関する届出状況」を発表した。
発表によると、4月1日から6月30日までのIPAへの脆弱性関連情報の届出件数は、ソフトウェア製品が46件、ウェブアプリケーション(ウェブサイト)が95件で、合計141件となっている。
2004年7月8日の届出受付開始からの累計は、ソフトウェア製品が501件、ウェブサイトが940件の合計1441件で、ウェブサイトに関する届出が全体の3分の2を占めた。
届出受付開始から各四半期末時点までの就業日1日あたりの届出件数が着実に増加してきており、2007年第2四半期末で1.98件となった。
ソフトウェア製品の脆弱性の処理状況では、2007年第2四半期にソフトウェア製品の脆弱性の修正が完了し、JVNで対策情報を公表したものは23件、製品開発者が脆弱性ではないと判断したものは0件、告示で定める届出の対象に該当せず不受理としたものは3件であった。これらの取り扱いを終了したものの合計は26件となっている。
ウェブサイトの脆弱性の処理状況では、2007年第2四半期にウェブサイトの脆弱性の修正が完了したものは86件、ウェブサイト運営者が脆弱性ではないと判断したものは9件、ウェブサイト運営者と連絡が不可能なものがマイナス6件(削除された)、告示で定める届出の対象に該当せず不受理としたものは7件であった。これらの取り扱いを終了したものの合計は96件となっている。
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