セキュリティ研究者Robert Swiecki氏が、Windows版「Safari」にまた脆弱性を発見した。同氏は2日前にもSafari 3.0 for Windows betaにURL関連の脆弱性があることを発見している。今回発見された脆弱性を悪用するには、ユーザーが特殊な細工の施されたウェブページを閲覧することが必要。ユーザーがこうしたページにアクセスすると、攻撃者は、SafariのURLツールバーへ任意の文字列を書き込み、同ソフトウェアのブラウザウィンドウへ任意のコンテンツを表示可能になる。同氏はサンプルページを用意している(リンクはSafariで開く必要がある)。
Safari 3.0で発見された別の脆弱性に対処するため、Appleは米国時間6月14日にブラウザのアップデートをリリースし、既知の脆弱性3件を修正している。Swiecki氏は、今回の脆弱性に関するテストを「Windows 2003 SE SP2」上の「Safari 3.0.1(522.12.12)」で行ったのだという。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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