サイボウズ・メディアアンドテクノロジーは6月6日、同社「ScanNetSecurity」編集部と情報セキュリティのコミュニティー「Zone-H」と共同で、ウェブサーバ別の改竄傾向比較資料を発表した。レポートはPDF形式となっており、無料の登録により誰でも閲覧できる。
このブリーフレポートは、セキュアなウェブサービスを提供するために、管理者がどのようなプラットフォームをもとにシステムを構築・運用すれば良いかを検討するための材料を提供するために作成されたもの。
ウェブサービスのプラットフォームは、マイクロソフトのWindowsと、オープンソースであるLinuxの2種類に大きく分けることができる。一般的には、ウェブサーバソフトのApacheとLinuxの組み合わせがセキュアであり、マイクロソフトのウェブサーバソフトのIISは「危険なウェブサーバソフト」という印象が強くなっている。しかし、いずれも十分な検証が行われているわけではない。
このレポートはこれらを踏まえ、世界的なウェブ改竄アーカイブを保有する情報セキュリティのコミュニティーであるZone-Hの協力と寄稿を得て、ウェブページの改竄を軸にWindowsとLinux、IISとApacheの改竄件数の単純比較を実施したもの。また付録として、LAMPスタックと.net、IISの管理工数比較も掲載されている。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
「1→10」の事業化を支援する
イノベーション共創拠点の取り組みとは
NTT Comのオープンイノベーション
「ExTorch」5年間の軌跡
日本のインターステラテクノロジズが挑む
「世界初」の衛星通信ビジネス
地味ながら負荷の高い議事録作成作業に衝撃
使って納得「自動議事録作成マシン」の実力
先端分野に挑み続けるセックが語る
チャレンジする企業風土と人材のつくり方
すべての業務を革新する
NPUを搭載したレノボAIパソコンの実力