米Yahooが今週、インスタントメッセージアプリケーションのアップデート版を公開した。アップデート版では、オーディオカンファレンス機能の脆弱性が修正されている。この脆弱性が悪用されると、攻撃者によるWindowsマシンの完全な制御が可能になってしまうと、Yahooはウェブサイトに記している。影響を受けるのは、米国時間3月13日以前にダウンロードされたYahoo Messengerのすべてのバージョンだという。
Yahooによると、攻撃者が悪用を成功させるためには、ユーザーに悪質なウェブサイトを開かせる必要があるという。脆弱性はYahoo MessengerのActiveXコントロールに存在する。ActiveXコントロールは、Internet Explorerで実行されている場合に悪用されることが多い。Yahooは今後数週間をかけて、ユーザーにアップデートをインストールするよう呼びかけるとしている。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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