ウィーブは9月22日、企業参加型ソーシャルネットワーキングサイト(SNS)「pochitto」ユーザーを対象に「ネット・セキュリティに関するアンケート」を実施し、結果を公開した。
調査によると、41%がクレジット番号のサイト登録について、41%が「していない」と答え、「している」と回答した中で最も多かったのは「2、3のサイトで登録」の33%であった。
ウイルス感染メールの受信について、44%が「ない」と答え、「ある」と回答した内の32%が、「送信元に感染を通知しなかった」としている。ウイルスの被害経験が「ない」と答えたのは63%、「ある」と回答した中で最も多い被害は、「PCの動作がおかしくなった」で、18%であった。
セキュリティ対策については、「市販ソフトを利用」が49%を占め、次いで16%が「無料ソフトの利用」と回答した。セキュリティ対策ソフトを使用して、「ウイルスからの被害を軽減できなかった」とする回答は52%を占めた。また、セキュリティ対策ソフト導入後の不具合として、38%が「PCの動作が遅くなった」と答え、セキュリティ対策ソフトに対し「動作の軽さ」を望む回答は70%に上った。
回答者からは、「セキュリティ対策の必要性は理解しているものの、方法が解りづらい」とする意見が複数挙げられ、ユーザーごとに温度差のあるセキュリティ認識の是正を要望する声もあった。
アンケートは、ウィーブが企業向けに販売するASP形式CRMサービス「pochitto CRM パッケージ」の、「マーケティングリサーチ・アンケート」機能にて、自動アンケート生成機能を使ったウェブアンケート方式で実施された。
調査期間は9月7日から9月18日まで、pochitto参加ユーザー5278名を対象に、131の有効回答を得た。ウィーブでは、企業参加型SNSという特性上、全サンプルの90.8%が20〜50歳代となっており、就業者74.0%、既婚者35.1%という属性になったとしている。
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