SymantecとYahooは米国時間7月25日、オンライン上で消費者を守っていくための提携について発表する。
Yahooの広報担当が24日に報道関係者へ送った電子メールによると、両社の合意内容には、「新たなセキュリティサービスの提供」が含まれているという。YahooおよびSymantecの関係者は、これ以上の情報を明らかにしていない。
今回の新しい提携をめぐるニュースは、Yahooのライバル企業であるAOLが、Symantecと競合するMcAfeeとの協業を通して開発した、「Total Care」と呼ばれる新セキュリティサービスのテスト開始直後に表面化した。
YahooとSymantecはこれまでも、Yahooのウェブベース電子メールサービスにおけるウイルススキャンなどの取り組みを共同で行ったことがある。しかし、AT&TとYahooが共同で展開しているインターネットアクセスサービスでは、現在はCAとの提携に基づいて、同社のセキュリティソフトウェアがユーザーに提供されている。
Symantecは多くの企業とパートナーシップを結んで、消費者向けPCに自社製品を送り込んでいる。例えばGoogleとは、Symantecの「Norton AntiVirus 2005 Special Edition」のトライアル版を「Google Pack」にバンドルする契約を交わし、またAdobe Systemsとは、「Adobe Acrobat Reader」をダウンロードするユーザーにNortonの広告を提示するという合意に至っている。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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