1日に2500万件もの電子メールを送信した容疑で告訴されたスパマーがMicrosoftおよびテキサス州と和解した。
Ryan Pitylak被告は和解金100万ドルの支払いに応じたほか、世界で最も悪質なスパマーとして短期間のうちに築いた多くの資産も差し押さえられた。
テキサスに在住する24歳のPitylak被告が最も派手にスパム行為を繰り返していた時、スパム対策団体Spamhausから、世界で4番目に大量のメールを送信するスパマーと位置づけられていた。
現在、Pitylak被告は自身の過ちを認め、今後は迷惑メールを世界から排除することに専念すると改悛の言葉を述べている。また同被告が自らを「反スパム活動家」と呼ぶようになったことからも、心の変化が読みとれる。
米国時間6月4日、Pitylak被告は自身のブログに次のように記した。「わたしは、企業の電子メール管理者を愚弄するゲームとしてスパムを送信してきた。時が経ってこれが間違いだったことに気づいた。そして今は、スパムを撲滅するために、なぜ多くの労力が費やされているのかを知っている。それは厳しいものだったが、正しいことであり、また公益を守る意味でも良いことだった」
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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