IPA、自社とセキュリティ対策レベルが他社と比較できるサービスが進化

 情報処理推進機構(IPA、藤原武平太理事長)は3月20日、05年8月からIPAのWebサイトで公開している「情報セキュリティ対策ベンチマークシステム」の機能を大幅に改善し、バージョン2として新たにサービスを開始したと発表した。

 25項目のセキュリティ対策の取り組み状況と、15項目の企業プロフィールに回答することで、自分たちの会社が行っているセキュリティ対策の取り組み状況が他社と比較して、どのレベルに位置しているかを確認できる。比較できる企業データは900件から1400件に増やし精度向上も図った。また、IPAが推奨する取り組み事例といったセキュリティ対策に役立つ情報も提供する。

 ほかにも、見やすいレーダーチャートで診断結果を表示するほか、診断結果を資料として活用できるようにPDFで保存・印刷できる機能を新たに追加した。同業種と比較できる機能、過去の診断結果とセキュリティ対策の実施後の結果を比較できる機能も盛り込んだ。

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