Microsoftが自社のセキュリティ情報サイトに掲載した米国時間9日付けの勧告を通して、Macromedia Flash Playerに存在するバグを修正するフィックスをシステムに適用するようWindowsユーザーに呼びかけている。その数日前には、MacromediaがFlash Playerに深刻なセキュリティバグが存在すると警告を発していた。Flash「ムービー」を再生するためのアプリケーションであるFlash Playerは、多くのサイトでアニメーションやインタラクティブ性を制御するツールとして利用されている。
Microsoftが他社製品に関するセキュリティ勧告を発するのは、今回が初めてである。Microsoftの広報担当は、「Macromediaから提供されるアプリケーションのうち、今回の問題の対象となっているバージョンは、Microsoft Windows XP Service Pack 1、Windows XP Service Pack 2、Windows 98、Windows 98 Second Edition、Windows Millennium Editionを介しても配布される。そのため、Microsoftの顧客も脅威にさらされていると判断し、このような勧告を出すことを決定した」と述べている。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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