世界から150以上の企業や団体が参加するユーザー認証技術の標準化団体「Liberty Alliance Project」は米国時間10月11日、連携アイデンティティ管理適用のためのビジネスおよびポリシー関連ガイドライン「ビジネスとポリシーへの適用のためのガイドライン(Business and Policy Deployment Guidelines)」を公開した。
このガイドラインの目的について、Liberty Allianceは「連携アイデンティティ管理を適用する組織がビジネス、法律、個人情報関係の課題に対応し、管理することを支援する」としている。
「企業がトラストサークル(信頼の輪)を確立しようとすると、配慮しなければならないことが多数ある。ポリシー決定者がトラストサークルを作ろうとする際に必要な対話を活発にし、また、オープンな連携アイデンティティソリューションを開発した我々の経験から学んでもらうために、こうしたガイドラインを策定した」(Liberty Allianceパブリックポリシーエキスパートグループ議長のMichael Aisenberg)
同ガイドラインは、Liberty AllianceのウェブサイトからPDFでダウンロードできる(英語版のみ)。
Liberty Allianceは、米国太平洋時間10月12日午前8時から9時(日本時間13日午前0時から1時)にかけ、同ガイドラインについて説明するウェブキャスト「連携についてのビジネスとポリシー上の質問に答える-リバティ・アライアンスの適用ガイドライン(Navigating the Business and Policy Questions of Federation: Liberty Alliance Deployment Guidelines)」を開催する。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」