電子証明書サービスなどを手がける日本ベリサインは3月11日、同社の取引先情報を保存したPCを3月4日に電車内で盗難されたと発表した。
日本ベリサインの社員が電車内に持ち込んだPCが盗難されたもので、PC内には取引先の担当者916人分の氏名とメールアドレスが保存されていた。同社は警察に被害届を提出したが、現時点でPCは発見されていない。同社の発表文には、データに何らかの保護策を施しているとは書かれておらず、平文の状態でデータが保存されている可能性が高い。
日本ベリサインでは、「従来より、個人情報等の情報管理につきましては、社内ルールの策定をはじめ、管理体制の強化に取組んでまいりましたが、このような事故が発生したことについて深く反省しております」としている。
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