NTTコミュニケーションズは、Mac OS Xに対応したデスクトップセキュリティパッケージ「セーフティパスPCロック for Mac(仮称)」の販売を開始すると発表した。
これは、NTTコミュニケーションズがネットマークスならびにカームコンピュータと共同開発したもの。カードリーダーライターへICカードを挿入することで、認証を可能にするセキュリティソリューションだ。PCログイン時の個人認証に利用できる他、アップル固有のサービスへの対応、スクリーンセーバとの連携、オーソリゼーションサービスを使用しているすべてのアプリケーションごとの認証を可能とする。
Mac OS X対応製品としては初めてのICカード認証ソリューションだ。現在のIDとパスワードのみによる認証と比較すると、これを利用した場合ログオンは従来のIDとパスワードに加えてICカードを利用する二要素認証となり、スクリーンセーバの解除もICカードで行うように強制設定する。ユーザーアカウントなどのセキュリティ設定は、管理用端末側で行うこともアップルのディレクトリサービスである「Open Directory2」側で一元管理することも可能だ。
対応OSはMac OS X v.10.3(Panther)以上、ICカードとリーダライターを含んだ初期費用は、30ユーザーで51万9750円からとなっている。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
すべての業務を革新する
NPUを搭載したレノボAIパソコンの実力
イノベーションの「種」から社会実装へ--
社会課題の解決に挑む各社の挑戦
働くあなたの心身コンディションを見守る
最新スマートウオッチが整える日常へ