Microsoftは米国時間6日、Windowsオペレーティングシステム(OS)向けのパッチを3つリリースする予定であることを明らかにした。
これらのパッチは、深刻度評価において最高レベル「緊急」(critical)に分類される脆弱性を修正するもので、米国時間11日にリリースされる予定だという。同社はリリース予定のパッチの数や、そのパッチが修正する脆弱性の深刻度を事前に告知するプログラムを、2カ月前から開始している。
この日Microsoftが明らかにした具体的な情報は、パッチによる更新をシステムに反映するためにはWindowsを再起動する必要があるということだけで、3カ月前に発表されたInternet Explorer(IE)の脆弱性が今回のパッチで修正されるか否かについては明らかにされていない。12月末にはあるセキュリティグループが、この脆弱性を悪用してリモートPCに攻撃を仕掛けるコードを公開しており、それを受けてセキュリティ対策企業のSecuniaは7日、これらの脆弱性の評価を「非常に危険」に引き上げた。
これまでブラウザ市場でトップの座に君臨してきたIEは、セキュリティ上の問題がなくならないため、ライバルのオープンソースブラウザFirefoxからシェアを奪われつつある。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをCNET Japanが日本向けに編集したものです。
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